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瀧善三郎慰霊祭を斎行しました。

2月11日建国記念の日に、日本政府が初めて経験した外交問題「神戸事件」で事態を収めるために全ての責任を一身に負い、切腹して散ったラストサムライ瀧善三郎顕彰慰霊祭を七曲神社にて斎行、続いて神戸事件の真実を資料館にてフリートークセッションで行いました。

慶應四年2月9日の自裁から155年目となる今年は、切腹が行われた当日の深夜まで、善三郎の助命に奔走した、五代友厚公の曾孫、稲岡正子氏が金川までお越しくださり、瀧善三郎の曾孫、瀧正敏氏との時を越えた奇跡の出会いに感動止まぬひとときとなりました。

瀧正敏さんと稲岡正子さん

また、慰霊祭には五代友厚を主人公にした映画「天外者」の五代友厚プロジェクト、五代塾の皆様、堺事件を語り継ぐ会の方が参列下さり感慨も一層のことでありました。

五代友厚プロジェクト、五代塾、堺事件を語り継ぐ会の皆様と

更には昨年、瀧善三郎を研究テーマにした、朝日塾中等教育学校の生徒さんが「第7回高校生による岡山の歴史文化研修フォーラム」で、県知事賞を受賞されたのが御縁となって同校の杉原先生と共に参加されたのも、とても意義深く感じております。

次の世代の若い人達の探究心と歴史認識がすばらしくて、この史実を語り継いでいくために、瀧善三郎顕彰をど真ん中においた、金川町おこしプロジェクトと、御津元気プロジェクトが両輪として動き出したことを頼もしく感じております。

ご参列下さいました皆様に改めて心からの感謝申し上げます。