神社創建550年
455年の時を経て
令和に復活した
七曲七夕みたま祭り
七曲みたま祭りとは
このお祭りは「七曲神社」、地元住民、おかやま観光特使で歴史新大陸代表の後藤勝徳氏率いる「瀧善三郎顕彰プロジェクト」、そして朝日塾中等教育学校&県立御津高校からなる「みつ元気プロジェクト(MGP)」の日本人生と留学生たちが中心となり、岡山御津が世界に誇るラストサムライ瀧善三郎、と戦国武将松田氏の歴史など郷土の歴史を受け継いでいく、そんなお祭りです!
七夕みたま祭りのこれまで
この祭りは令和5年に455年ぶりに復活した七夕祭りです
本年令和5年は、御津金川の七曲神社創建550年という記念すべき年でした。
ここ御津金川は、戦国武将松田氏がかつて「西備前一の堅城」とうたわれた玉松城を築いていましたが、455年前の7月7日に宇喜多家によって滅ぼされました。
そのため落城後は長い間七夕が祝われることはなかったということです。
その七夕祭りを「七曲七夕みたま祭り」として455年ぶりに復活させます!
玉松城から津山街道を見下ろす眺め。
なぜ七夕を復活させるのか!?
七月七日七曲とこの七曲神社には不思議と「七」という数字にご縁があります。
七は今ではラッキーセブン!と申しますので、私達はそれを逆に活かして七曲神社を七色のイルミネーションで染め上げ、御津の英霊の御魂を明るく弔い、岡山が世界に誇るラストサムライ瀧善三郎を始めとする、郷土の歴史を知り、郷土愛を深める意義深い祭りにしたいと考えました。
実行委員会の平均年齢は10代!?
どんなお祭りなの?
夕方から幻想的なイルミネーションで別世界の金川をお楽しみいただきながら、ご協賛いただいた企業・団体の方向けに七夕特別祈願を七曲神社拝殿にて斎行し、静かなお祭りとなります。
またイルミネーションに加えて、岡山・御津自慢の美味しい食べ物を揃えてマルシェを開き、地元のパフォーマーさんたちのステージもあり、にぎやかなお祭りとなります。
生徒お手製の竹灯籠。こちらも境内を彩ります。
七夕特別祈願とは
七曲七夕みたま祭では、古来からの北斗七星に由来する星祭の復活をいたします。
七夕祭の由来については諸説ありますが、古くは古事記にも語られております。
古来、日本では身を清めた機織女(はたおりめ:神様にお仕えし機を織る女)が織り上げた純白の絹の布を、神御衣(かんみそ:神様が着用する衣服)として神様に捧げた神事がございます。
七曲神社では、この古代からの風習にならって純白の絹の羽二重「七寸」幅の短冊に願いを書き、七月七日、七曲、七寸、北斗七星、と「七」を揃えてご神前に奉納いたします。
古くは天に向かって真っ直ぐに伸びる笹に、機織女が心を込めて織り出した白布を結うことで、神に殖産振興、技術の発展開発の祈りか届くと信じられた祀りであり、笹の葉で悪虫を払ったことから災禍を避けるための神事です。
祈願文はお申込み時にお送りいただいたものを神職が心を込めて墨で書き、神前にお供えいたします。
羽二重の絹に書かれた祈願文は写真にてお納めし、ご希望の方には後ほどメールにて送付いたします。
ご奉納いただいた皆様の、運気や財産を豊かにし、病や災いからお守りいただくよう、心を込めてご祈願いたします。
星祭で太古の息吹を感じてください。